エコカラットにもデメリットがある

内装壁材として人気のエコカラットですが、使用に適さない場所やデメリットがあります。まず、水分を吸う素材の為、コーヒーやジュース、泥水、油などの色のついた液体をかけると着色してしまったり、衝撃に弱いために硬いものをぶつけたり、擦った場合に傷が付いたり割れる恐れがあるということです。コーヒーや醤油などがかかってしまった場合、漂白剤を付けた綺麗な布や綿棒などを使用すれば目立たない程度になります。また、割れや擦れは、デザイン次第で防ぐことができますし、万が一割れや欠けができた場合でも、1枚から交換することができるので、修繕費も大きくかさみません。

エコカラットはかけやすい素材であるため、釘や画鋲を打ち付けられず、ポスターやカレンダーなどが付けられません。絵画やポスターなどを付けたい場合は、ピクチャーレールやコルクモールを付ける必要があります。また、エコカラットは吸水性に優れていますが、吸水能力に限界があるので、直接水のかかる場所には適していません。直接水がかかる場所や加湿器をかけるなどすると機能が損なわれるため、換気できる部屋に使用するとよいでしょう。

水がかかりやすい洗面所や汚れやすいキッチンなどの場所に使用する場合は、エコカラットプラスという壁材の使用がオススメです。エコカラットは、種類によっては、表面がざらついているものがあるため、洋服やカーテンなどを傷つけてしまう恐れがあります。また、家具をぴったりとつけると効果が十分に発揮されないので、毎日の生活環境を考慮して取り入れる必要があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*