ポンプ交換の注意点は

住宅関係のポンプは様々な種類がありますが、今回は飲料水に関係するポンプ交換の際に注意すべきことを考えて見ましょう。マンションなどの複層階ある住居は、だいたい2階部分までは飲料水である給水は水道管の直接の水圧で上がります。しかし3階建て以上の階数になると圧力ポンプで各戸に配水するか、揚水ポンプで屋上の給水タンクに上げて水の落差による圧力で各戸に配水する方法が一般的です。しかしこの圧力ポンプや揚水ポンプは、寿命が来たり故障や破損などでポンプ交換を余儀なくされる場合があります。

このポンプ交換の時にはどの様な事に注意すべきでしょうか。圧力ポンプは2台設置している場合は、1台を使用して交換が出来ますが、通常は1台だけ設置している場合が多いようです。この場合はポンプ交換の作業をするときは、全戸断水をしなくてはなりません。交換の日時は給水使用量が最も少ないと思われる時間帯に行い、前もって工事の日時や作業時間を全戸にお知らせしておきましょう。

必要な水は各戸で汲み置きして断水に備えるようにしてもらいましょう。屋上に給水タンクのある場合は給水タンクの容量分は賄えるので、よっぽど交換に時間のかからない限りは断水するような事は無いでしょう。また揚水ポンプの場合は通常交互運転をするために、2台設置している場合もあるので対応がしやすいです。しかしどの様なアクシデントが起きるか分らないので、事前にポンプ交換の日時や交換時間などは全戸にお知らせしておきましょう。

マンション住居者には配慮を欠かさない事です。

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